2004年9月22日

ころりんぴっく之巻

台車です。


海を観察する余裕はまだ無かった。
思わず足を止め、海を見ると、なるほどいつもより遠いところで海の色が変化している。海底が変化しているということなのだろうか?

止まるんじゃなかった。

台車が砂に埋って動かない。
錆びたジャックナイフじゃないのだが・・・。

渥美陸戦隊のコロ鯛遠征
9.19-9.20,2004
三重県熊野、七里御浜釣行レポート


渥美陸戦隊のテーマ曲は、「頑張っても」 by KeNji さんです。

コロの気配♪

あれがあなたの好きな場所
七里が見下ろせる小高い国道

あなたのコロが小さくなる
僕はだまって外を見てる

目を閉じて息を止めて
駆け登る台車を引いて

こんなことは今までなかった
コロをいくつも入れるため
おおきなクーラーボックスを引摺ってる

ああバラシでもいいから
微笑む振りをして

こんなコロはいままでなかった
全ての竿が見失い
全ての釣り人が探してた

こんなことはいままでなかった
コロが七里から離れている
 

*

9月19日(日)9:20
3410隊長殿のところに集合。10:20発、伊良湖発の伊勢湾フェリーで出征する予定。今回も乗船を予約しておいた、20分前に受付に行かないとキャンセル扱いになる。すでに、おっちんときんどんが待っていた。KD根木さんは?と携帯すると今[石神]ですとのこと。充分に間に合った。
GDIさんは師崎から鳥羽港へ、そこで合流する予定。氏のことだから間違いはないだろう。問題は、

ところでタツロー君は?

今回の遠征、彼は仕事が超多忙なシーズンと重なった。
今朝も一仕事してから、明日も仕事があるから午前中には帰らなくてはと、別行動で七里で合流するテハズになっていた。おっちんがタツロー君に携帯を入れる。何時の便に乗り何処で合流するか打ち合わせをするためだ。

おっちんの報告にみんな絶句した。
タツロー君、もうすでに伊良湖に居るって、私達をお待ちしているとな!

マジ?マジ!おいおい。そうでなくっちゃ。
豆走2号を用意していたが、おっちんが車を出してくれると言う。本来10人乗り、ゆったりと座れる。遠征用に豆走2号みたく工夫がしてある。おまけに彼はスーパードライバー。こちらは、ゆったりとはいかないかもしれないが。隊長殿に見送られてイザ出陣。3410さん、いつもありがとうございます。

伊勢湾フェリーのスタンプカードです。

 

最近始まった伊勢湾フェリーの企画、スタンプカードをゲットしておいた。なんでも1年間に乗船ごとに9個のスタンプをもらえれば、次回の乗船が無料になるらしい。

微妙な回数だが、陸戦隊なら無きにしも。

(写真下)今日の海の色は良いですよ。と何故か同乗のタツロー君。船上でななさんに携帯を入れる。姫情報を聞こうとの魂胆だ。
部長ったら僕が一言も言ってないのに「だあだあ」ですって、レポートが楽しみだ。

伊勢湾フェリーにタツロー君です。

(写真下)船が弱点の、おっちんは座敷でさっそくTVチャンネルを合わせ寝転ぶ準備中・・・。

フェリーの座敷で、おっちんです。

11:13 鳥羽港着。すでにGDIさんが待っていた。師崎港からタックルを両手に持ち、背負って待っていた。
(写真下)GDIさんたちとは7月の「海の日」の連休で、やはり七里でお会いした。その時の七里と比べて、今回は如何あいなるのか楽しみだ。

海の日のGDIさんと、はくちょうさん。投魂さんもご一緒でしたのですがフレームの外、謝!

▲ このページのトップへ

集合して以来いつもの通りだったり、いろいろあったりだったりしたけれど、ようやく七里御浜の海岸に釣座を構えた。

もうすでに息が上がっている、搬入タックルと手段の選択ミスではあった。
台車の車輪が砂浜にスタック、トンボで運動場を整地するごとく砂浜をずるずる引き摺った。予定したポイントより手前でギブアップ、もうこれ以上歩けない。こんなこと予想できているのに試さないと気がすまないから困る。翌日の撤収時が思いやられる。改造の余地ありだ。すっかり舞い上がっていた。

七里御浜を飛んでいたハンググライダーです。

渡辺さん、えらく蛇行して歩いて来ましたねとタツロー君。
こりゃ、あの海の色が変わっているところまで投げなさいと言うことでしょうね。この海岸も平らになっていませんか?背中はもっと小山になっていましたよね、こりゃ、随分変わってしまっていますね。
ぜえぜえ・・私は海岸を整地している最中だったので、思うように声がでない、ぜい!そういえば海を観察する余裕はまだ無かった。足を止め海を見るとなるほど、いつもより遠めに色が変化している、海底が変化しているということなのだろうか?

止まるんじゃなかった。
台車が砂に埋って動かない。指で掘ってたら全然間に合わない。

「鶴翼」の防波堤前が今回も釣座です。

だから一番手前、鶴翼の陣の左翼の先っぽで立ち往生した。右隣から、きんどん、おっちん、KD根木さん、GDIさん、タツロー君かしらん?

ふう。息を整えてから、とりあえず2本の竿をセットした。

(写真下) きんどんが20超のキスを釣った。身体におおきな傷がふたつみつ付いている。二人で首をかしげる、何者の仕業なんでしょうねえ・・・。

きんどんとキズだらけのキスです。

コロ鯛のジアイまではまだ3時間ほどあるので(たぶん)のんびりと投げてはサビいた。
すぐに15センチほどの河豚が釣れる。
道の駅「おおだい」での昼食を、縁起を担いでトンカツの類(「豚」肉)は避けたのに、ご利益は無いようだ。(まてよ、食べなければいけなかったのかもしれない。)
(写真下)つづいて、ナニヤツだ?!黄色いアゴヒゲをつけた魚が釣れる。オジサンじゃないですか?ときんどん。

豆のオジサンです。

チャリコ、キス、そのあとにゴンズイが釣れる。早くも五目達成、まだ釣れていないのが、アナゴ・ダイミョウ・サメ・ウツボ・・・コロ鯛・・。遠く右手を見ると他の隊員もいろんな他魚を釣っているようだ。

GDIさんが皆に声を掛けながら私の釣り座にきた。
もう皆さん釣りを始めるんですね、早いなあ。僕はまだ竿も出していませんよ。ソコリ狙いですか。いえ、次の満潮から下げを最初に狙ってみます。
その次は、そのあとの満ち込みあたりからかな。
GDIさんはメリハリの利いた釣りをする。先日ご一緒させてもらった沖堤釣りで感心させられたことだが、ここでも垣間見ることができた。

七里で愛用の竿タテです。

(写真上)ギョギョライトを竿先と竿立てに、竿尻にシテロープをセットする。
竿立てだが、ここ七里のゴロタ浜では、頭に二又の付いた1本ものは挿しにくいし、三脚は数本出す竿の間隔がとりにくいので(コロが釣れて走り回ると困るので)もっぱら仕掛け作りや餌付けなどで竿を置くために使用している。浜に突き刺し竿をふたつの輪っかに通しモタレさせる、それを使用する。その竿立ては、海岸から30センチほど頭をだしているだけなので、竿を置いていない時は見失なってしまう。竿立てにもギョギョライトをセットするのはそういうわけだ。

きんどんが渥美で留守番している横チャンに携帯を入れる。
2時過ぎになると思うけどコロが釣れたら携帯するから起きて待っててね。返す刀で横チャンから、本日渥美の釣果情報が入った。横チャンは自宅から降りて、先回の倶楽部例会の海岸でキス釣りをしたという。左隣の知らない人が爆釣で右隣の漠釣くんが束釣りを難なく達成したという。
倶楽部例会が今週だったら、例会は間違いなくパラダイスだっただろう。そして私は先週も陸路で、ここに来て居たハズ。先週の七里御浜はどうだったのか、今回の七里御浜はどうなるのだろうか。

きんどんの、ナンジャ?です。

アナゴやサメや、知らない魚が釣れ始めた。いよいよ七里らしくなって来た。らしいといえば、らしくないことに例の虫が静かだ。用心して15分毎に餌のチェックをするのだが、空を引くと言うのだろうか、餌がそのまま残っていることがあった。少々拍子抜け。

豆のチャリコです。

KD根木さんが、おじさんってどんな魚なの?と私のクーラーボックスを覗きに来られた。わたしはコイツばかり(写真上)、エサ取りでまいりますと指差します。

(写真下)きんどんが、30センチのイシモチを釣った、良型だ。ここいらから夜釣りに突入。写真の魚達が赤目がちになる。

きんどんのイシモチです。


クーラボックスのサイズは325×225mmです。
突然彼がイシモチを抱え見つめあいながら、滔々(とうとう)と説教を始める、感動した。

『僕はね、ここでは君を初めて釣ったわけだけど良いかい。そもそも君が、あの時にここで釣れていてくれて、真鯛やコロ鯛や、フエフキがあんなに釣れていなかったら、僕たちはこんなにも七里三昧してないのだよ。
僕たちが初参加したトラの穴で、嵐が来ちゃって、七里に会場が変更になって、ここはイシモチ狙いですからと言われて一所懸命狙ったんだけど、君が釣れなかったから、真鯛やコロ鯛やフエフキが釣れてしまったから、僕たちは今日もここに来たのだよ。』

なつかしく、尊顔を思い出していた。

21:05
3410隊長殿から携帯を頂戴した。どうなの?ライントラブルしています。ふたりで笑。
作戦はどんなん、潮時はどうなの?そろそろ潮が動き出すと思うので、これからちょこっと真剣モードです。ダメだったら次の潮止まり以降がラストチャンスやと頑張ってみます。
それで良いでしょう、明日私のところに到着する時は、疲れきった顔は見たくないです、皆、笑顔で帰って来てください。

水平線の正面に見えていたオリオン座が天空に昇りはじめた。ポセイドンのご子息は我々が見えていないのだろうか。もうすぐ夜明けだ。

▲ このページのトップへ

七里御浜の朝日です。

遠征先の朝日はどこも美しい。
マズメ曇天だったので心配したがなんとか朝日が顔を見せてくれた。翌、朝マズメの七里御浜は、キスばかり釣れた。私も相伴にあずかったほどだ。

ナブラが立った。
待ってましたとおっちんがルアーマンに変身だ。後で聞けばキャスティングの際、腰を痛めたらしい。納竿が難儀そうだったわけだ。
後髪引かれ隊と、タツロー君はひとり渥美に向かった。気をつけて。

新鹿(あたしか)の風景です。

7:45  
新鹿に移動して今度はハナからキス狙い。
KD根木さんが真っ先に公園の石段を降り右手へ歩いて行く。左手から流れる川の手前の砂浜から港方面へ投げる。根木さんの釣果を見てからはじめようかな、と言いながらきんどんも後に続いた。おっちんは、さらに右手にある流れ込みでルアーロッドでチョイ投げ仕様。
どうやら居るようです、と20センチ超のキスをゲットしたKD根木さん。間に私を挟んで左側のきんどんもキスを釣りはじめた。GDIさんは見学。

根木さんのキスです。

やりました遠征一です!
KD根木さんが25センチのキスをゲット。チャリコばかりじゃ帰れませんと、破顔。
やっぱり青とチロリじゃ、青はサイズ負けてしてしまいますね、ときんどん。

お気に入りの釣り座を見つけた、おっちんです。

 

 

おっちんはトラ河豚と格闘していた。

ほどなく地元のおじさんがやって来て、河豚ばっかりやろ?ここで養殖しとるんや。と丁寧にも、延竿している私達ひとりひとりに情報をいただいた。

養殖じゃあ釣っちゃあいけませんね。
釣りたくてもエダスごと持ってっちゃうからなあ。
100匹ほど釣って、渥美で干物にしてもらおうかな。
持参したエサの名前をこちらの地方に合わせて説明しておきました。
残ったエサを進呈したら、元気なエサだと言われました。

いろんな発想をする陸戦隊である。

どうやら今回の遠征の主役はイシモチだったようだ。
きんどんと、タツロー君がそれぞれ良型を2本ずつ釣った。

渥美陸戦隊がデビューした遠征の目標だったハズのイシモチが「紅いヤツ」の「虎の穴」を思い出させてくれた。

豆のキスたちと豆家のネコです。

どうでも良いことだが、↑をキープした某が尾鷲を過ぎたコロ、おっちんと運転を交代した。先々回、鳥羽のフェリー乗場を間違えた某である。
お約束通り今回は、フェリー乗場へ右折しなくてはならない[勢和多気IC] を通り過ぎた。多気町あたりで気付いて難をのがれたが、某は片道4kmほどの陸路を楽しんだ?とか。
僕は手前にあるコンビニを目印にしていますとGDIさんからアドバイスをいただいた。氏は鳥羽からフェリーで師崎に帰らなくてはならない。予定の便に遅刻したら、3時間待ちとなるところだ。すこしだけ冷汗ものの某だった。

復路の伊勢湾フェリーにて。

復路、フェリーが神島を通るころ、飛び魚の乱舞!と一匹のシュモクザメに遭遇した。嬉しかったが、ちょこっとだけ遅かった。